メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.514

2019.02.20

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財務諸表更新:2018年9月28日
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ビンチャイン建設投資[BCI]、コテック建設[CTD]、ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、
ダットサイングループ[DXG]、エクシムバンク[EIB]、GTNフーズ[GTN]、
FPT情報通信[FPT] 、テーゾイジードン投資[MWG]、ナムキム鉄鋼[NKG]、
ナムロン投資[NLG]、リー冷蔵電気工業[REE]、サイゴン証券[SSI]、
テクコムバンク[TCB]、ビンホアン水産[VHC]、ビナミルク[VNM]、
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運営。シェア49%を握り、ガソリンスタンド1か所当たりの販売量は他社の1.5倍。
アスファルト市場でシェア40%の最大手、潤滑油市場では2位のシェア12%。


<その他掲載銘柄>

アジアコマーシャル銀行[ACB]、ビンチャイン建設投資[BCI]
ビンミン・プラスチック
[BMP]、バオベトグループ[BVH]
ホーチミン市インフラ投資
[CII]、世紀不動産[CRE]、コテコンズ建設[CTD]
ヴィエティンバンク
[CTG]、テーゾイソー[DGW]
ハウザン製薬
[DHG]、ぺトロベトナム化学肥料[DPM]
ドンフーゴム
[DPR]、ダナンゴムタイヤ[DRC]
ダットサイン建設不動産サービス
[DXG]、エクシムバンク[EIB]
FPT
情報通信[FPT]、FPTリテール[FRT]、ペトロベトナムガス[GAS]
GTNフーズ[GTN]、ホアン・アイン・ザライ
[HAG]ホアビンビル建設管理[HBC]
HDバンク[HDB]、ホアファット鉄鋼グループ
[HPG]、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]
キンバックシティーグループ
[KBC]、キドグループ[KDC]
カンディエン不動産
[KDH]、軍隊商業銀行[MBB]
マサンインベストメントグループ
[MSN]、テーゾイジードン投資[MWG]
ナムキム鉄鋼[NKG]、ナムロン投資
[NLG]、ペトロベトナム・
2ニョンチャック電力[NT2]、パングループ[PAN]、ペトロリメックス[PLX]
フーニュアン・ジュエリー
[PNJ]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]
ペトロベトナムテクニカルサービス
[PVS]、リー冷蔵電気工業[REE]
サイゴンビール・アルコール飲料
[SAB]、サイゴン証券[SSI]
センチュリー合成繊維
[STK]テクコムバンク[TCB]、チャファコ製薬[TRA]
ベトコムバンク
[VCB]、ビグラセラ[VGC]、ビンホアン水産[VHC]
ビングループ
[VIC]、ベトジェットエア[VJC]、ビナミルク[VNM]
ビナサンタクシー
[VNS]VPバンク[VPB]、ベトナムコンテナグループ[VSC]、
イエーワン[YEG]

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CONTENTS
 
01. 上場不動産会社15社の18年業績一覧
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
     特集(2019年02月11日~2019年02月17日 
03. 今週の銘柄評価
  フオックホアゴム[PHR]
04. サイゴン・街角風景  
 台湾風レストラン『BAOZI』

01. 上場不動産会社15社の18年業績一覧

 不動産分野の上場企業15社が発表した2018年10-12月期財務諸表によると、
ビンホームズ[VHM](Vinhomes)、ダットサイン建設不動産サービス[DXG]
(Dat Xanh Group)、ナムロン投資[NLG](Nam Long Investment)の3社が
2018年の売上高と税引後利益で上位3位に入った。

<15社の18年業績> 単位:十億VND



  2018年の売上高トップはVHM(38兆8060億VND=約1880億円)で、2位のDXGの
8.4倍、3位のNLGの10.9倍だった。VHMは税引後利益でも14兆7540億VND
(約720億円)で首位となり、同業他社を大きく上回った。

  不動産業界の税引後利益合計は前年比+78%増加したが、VHMを除いた伸び率は
+15.6%に留まった。

<2018年の15社のROAとROE> 単位:%


  15社の総資産利益率(ROA)は1~14%の範囲で、最も高かったのは世紀不動産[CRE]
(Century Land、14%)だった。一方、ホアンクアン不動産商業コンサルティング[HQC]
(Hoang Quan Group)とクオッククオン・ザライ[QCG](Quoc Cuong Gia Lai)は
ともに1%で最低だった。

  株主資本利益率(ROE)トップはDXG(49%)で、続いてVHM、LDG投資[LDG]
(LDG Group)、CRE、ファットダット不動産開発[PDR](Phat Dat Real Estate Development)、
ハイファット投資[HPX](Hai Phat Investment)、NLG、バンファットフン不動産[VPH]
(Van Phat Hung)、カンディエン不動産[KDH](Khang Dien House Trading
And Investment)などの順だった。

<2018年の15社の株主資本負債比率> 単位:倍


  15社の株主資本負債比率は0.06~0.88倍と低い水準を維持した。最も高かったのは
HPX、一方LDGは最低だった。

<2018年末時点の15社の現金・現金同等物> 単位:十億VND


   最も多くの現金・現金同等物を保有する企業はVHM(3兆5160億VND=約170億円)
だった。現金・現金同等物1兆VND(約48.5億円)超の企業にはNLG、KDH、DXGも挙げられる。

<2018年末時点の15社の棚卸資産> 単位:十億VND


  総資産棚卸資産比率が高い企業には、QCG、KDH、PDR、DIC不動産[DIG]
(Development Investment Construction)、VHMなどが挙げられる。

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2019年02月11日~2019年02月17日)

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 2018年上場企業700社超の1株あたり利益(EPS)ランキングTOP10
[2019/02/12 08:59 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/190211180544.html
 
  ベトナムの金融経済情報サイト「Vietnambiz」は上場企業700社超を
対象とした2018年1株当たり利益(EPS)ランキングトップ10を発表した。

  最もEPSが高かったのは、サラベトナム小売商業[SRA](SARA Viet Nam)の
5万1851VND(約247円)だった。同社の同年売上高は前年の10倍の3920億VND
(約18.7億円)、税引後利益は同9倍の1045億VND(約5億円)と極めて好調だった。

  2位はナムタンウエン工業団地[NTC](Nam Tan Uyen)の2万9354VND(約140円)、
3位はビナカフェ・ビエンホア[VCF](Vinacafe Bien Hoa)の2万4076 VND(約115円)。
4位以下は次の通り。


      

2 位 FPT情報通信、19年増収増益見通し―投資評価
[2019/02/12 13:58 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/190212121732.html
 
  ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Holdings)の2019年業績見通しについて、
ホーチミン市証券[HCM](Hochiminh City Securities)は売上高を前年比+17.1%増の
27兆1800億VND(約1300億円)、親会社株主帰属利益を同+20.8%増の
3兆1580億VND(約152億円)と予想している。

  主要事業の2019年成長見通しは以下の通り。

技術部門(ソフトウェア開発、システムインテグレーション、ITサービス)
+売上高:前年比+3%増
+税引前利益:前年比+7.6%増

通信部門(通信サービス、デジタル・コンテンツ)
+売上高:前年比+12.5%増
+税引前利益:前年比+10.9%増

教育部門
+売上高:前年比+10%増
+税引前利益:前年比+10.5%増

  FPTが米国で急成長中の技術コンサルティング会社Intellinet Consulting社の
株式90%を取得し、同社を子会社化したことにより、2019~2021年の3年間で
米国からの売上高が2倍へと増える見通し。

  2018~2021年における年平均成長率は、売上高が+16.5%、親会社株主帰属利益が
+20%となり、売上総利益率は2018年の37.6%から2019年に40%、2021年には
42.5%に上昇する見通し。

  HCMはFPT株の理論株価を5万5400VND(約266円)と評価し、投資評価を
「買い(Buy)」で維持した。

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03.  今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、
実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に
掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。


グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
______________________________
 
ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・
フオックホアゴム[PHR]

(2019年02月20日 発行ベトナム株通信 第3685号)
______________________________


フオックホアゴム[PHR]―19~20年業績見通し、投資評価「買い」―
 
 ホーチミン証券[HCM](Hochiminh City Securities)は天然ゴム栽培・加工会社
フオックホアゴム[PHR]
(Phuoc Hoa Rubber)株の理論株価を4万3800VND
(約210円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」としている。

 2019年の税引後利益が前年比+24%増の7900億VND(約38億円)、1株あたり
利益(EPS)が4600VND(約22円)と予想されている。2020年は税引後利益が
同+7.2%増の8470億VND(約41億円)、EPSが4938VND(約24円)となる見通し。

 PHRは2019年に、ナムタンウエン工業団地[NTC](Nam Tan Uyen)から
出資金を引き揚げ、特別利益2800億VND(約13.5億円)を計上する見通し。
NTCからの出資金回収後、第3ナムタンウエン工業団地の建設を計画している
同社に対して天然ゴム農園の土地の一部を売却する。

 さらに、ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)社への天然ゴム農園690haの
売却により6900億VND(約33億円)を獲得する予定。VSIP社は東南部地方
ビンズオン省で第3ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP3)を建設する計画がある。

 これらの特別利益が2020~2022年の期間に計上される。

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04.  サイゴン・街角風景

 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」
今週はHugolinaより、「台湾風レストラン『BAOZI』」のお話です。   

 最近、我が社の近くで「BAOZI」という台湾風レストランを発見し、
友人と一緒に食べてみました。
 その店の場所はホーチミン市1区ダーカオ街区ハイバーチュン通り106番地
(106 Hai Ba Trung Street, Da Kao Ward, District 1, Ho Chi Minh City)。
 


 BAOZIは、ベトナムではホーチミン市に2店舗があるだけです。
ハイバーチュン通りのほか、グエンタイホック通り165番地
(165 Nguyen Thai Hoc Street)にも店舗があります。

 その店の特徴は、台湾風の飲食物を提供していること。多くの人の
評価の通り、食べ物の味はどれも食べやすく、綺麗に飾られているので、
見たらすぐに食べたくなります。いつもお客さんが多いので、店の雰囲気は
とてもにぎやかです。特に夜・週末ですね。
※夜・週末は混んでいるので、お客さんが店のドアの前で待っていることが
よくあります。待たなくていいように、予約した方がいいと思います。
 


 メニューから注文した食べ物はBBQ pork bao(テリヤキポーク)・
海藻サラダ・手羽先揚げ・鶏肉ラーメンなど。飲み物はBAOZIミルクティー
(店の特徴的なメニュー)です。

 食べてみると、実に美味しいですね。しかし、揚げ物はちょっと油っぽいので、
たくさん食べると飽きてしまいます。
※ダイエット中の人は、気をつけてください。



  台湾風の飲食を味わってみたい時、ぜひその店に寄ってみてくださいね。

    
(Photo by Hugolina)

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。 

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